5/29 笠間稲荷~もてぎツーリング

参加台数:3台

今年9回目のツーリングは再び茨城方面です。かなり前から予定していたプランでしたが、コース変更&修正の末、つくばの250さんのアイデアを盛り込んだルートとしてスタートしました。

第一集合地点はAM9時に常磐道下り・守谷SA。まずは給油してから守谷に向かいます。

到着してみると、既に先着していたメンバーのバイクが1台…、黒のR6さんが買い換えた新型のYZF-R1です!

車体色は赤!それも前日に納車されたばかりで、慣らしも始まったばかり。でも回転数は7000まで回せるそうなので、ツーリングで走る分には問題ありません。

並べて写真を撮ったりしている内に9時を過ぎましたが、結局2台しか集まらなかったので、赤R1さんと第二集合地点の「セブンイレブン笠間手越店」に向かって出発します。

快晴の常磐道を走る2台。5月も下旬になり、バイクで走るには爽やかで快適な気候です。友部JCTからは北関東道に入り、友部ICへ。

ここからR355を笠間方面に走ると目的地のコンビニに到着。既に緑のNinja250が先着しています。

3台になった所でバイクを並べて記念撮影。つくばの250さんと3人で最新型のR1を入念にチェックします。

さすがにR7デビューから16年も経つと全体的にスリム。ABSは標準装備だし電子制御もかなり進んでるそうです。

そうこうしている内に時刻は10時。合流する参加者もないので、3台で最初の目的地、笠間稲荷に向かいます。

コンビニを出発してR355を走り始めますが、既に目的地の近くまで来ていたので僅か20分程で到着。笠間稲荷の入口付近に3台を停めて境内を散策します。

「楼門」をくぐって入り、「拝殿」にお賽銭を投じて簡単に参拝。

その後、写真を撮りつつ辺りを散策してから再び楼門を出ると大きな岩が祀られているのに気付いたので、岩に近寄ってみると…

さざれ石」との説明。この岩が国歌「君が代」の歌詞にある「さざれ石」だそうですが、どうやら日本国内各地で祀られてる内の一つのようです。

珍しいので記念撮影して次は土産物を見て回り、そろそろ次に向かいます。

笠間稲荷を後に、3台で向かったのは

石挽きそば家 尚庵」。

ここも笠間稲荷から近いので移動時間は僅か10分。到着してみるとお店の前の駐車場はほぼ埋まっていて、バイク3台を置ける場所を見つけるも、地面は未舗装なので気を付けて停めます。

店内に入ると、なかなか人気のお店なのか大勢のお客さんで賑わってます。

何とか3人座れるテーブル席を確保すると、早速お蕎麦を注文。

自分は「穴子天ぷら蕎麦」、つくばの250さんは「そば尽くし」、赤R1さんは「天せいろそば」を注文。

簡単に写真を撮ってから食べ始めますが、お蕎麦も風味があるし、天ぷらの食感も歯応えあって美味しかったです。

食事を終えてお店の外に出ると間もなく13時。残念ですが、ここでひと足先に赤R1さんは離脱。

自分とつくばの250さんは予定通り、陶芸に挑戦しに行きます!

向かったのは「桧佐陶工房」。ここも近所なので、僅か10分で到着!…って今回は全て密集してる感じです。

改めてつくばの250さんの段取りの良さが伺えますね。

工房を訪ねると、「陶芸の体験教室は一時間毎に始まるので次回は14時にお越し下さい」との事。

思い掛けず待ち時間ができたので、工房の敷地内を散策する事にしました。

外の看板を撮ったり店舗ギャラリーの中にあるこれまでの完成品を眺めてから敷地の奥に進んで行くとバス停型の案内板があって、「登り窯入口」とあります。中に入ると明治時代から使われていて今では役割を終えた窯が階段状に並んでいます。

今は使われていないので、中は物置き代わりになっていたり材木置き場になっていました。

更に進むとまたバス停型の案内板。こちらには「ウサギの家」。網で覆われた小屋の中に「茶朗(ちゃろ)」という名の茶色いウサギが飼われていて、よく読むと「注意‼ よく脱走します」との説明が…。

元気があってよろしい…?

散策を終えると、既に初夏を思わせる日射し。日陰でドリンクを飲んでると間もなく14時。陶芸教室の始まりという事で、ロクロの並んだ実習室に入ります。

用意された2台のロクロにはそれぞれ4㎏の粘土が筒状に盛られていて、まだ20代前半位の女性スタッフさんがロクロの扱い方を説明しながら模範作品を作って行きます。

聞けばもう6年も陶芸をやっているそうで、鮮やかな粘土さばき(?)で次々とカップやお皿を作って行きます。

ひと通りの説明を受けた内容では、「それぞれ4㎏の粘土で好きなだけ作品を作って、その中から自分で幾つか選んだ物を後で焼いて発送して貰える」との事でした。

早速 自分達が陶芸を始める事になりましたが、二人同時に始めてしまうとお互いに手が粘土まみれになってしまうので、先につくばの250さんからスタートして貰って、その様子を撮影。

この後、自分もロクロを回し始めましたが、これがなかなか難しい。ロクロの回転速度は無断階で調整できるものの、速すぎても遅すぎてもダメ…。

更に回転中に作品の中心軸がズレるとブレて収拾がつかなくなり、芯を出すのが困難になります。

粘土の水分も足してやる必要があって、湯呑み一つ作るのにも最後まで気を抜けません。

取り敢えず自分のロクロでは茶碗と湯呑みと蓋とマグカップ(のような物)を作ってみましたが、どうでしょう?

4㎏分の粘土が使えますが、後半になると意外と作りたい物のネタがなくなるので、自分はひと足先にこの4つを後日焼いて貰う事にしました。

使った道具類を水洗いしてから つくばの"粘土職人"250さんの所に戻ると、大小3種類のマグカップと、お皿を製作中。

縁が綺麗な薄さで仕上がってますね!

出来上がった作品はサンプルのカラーチャートから色を指定できるようになっていて、焼いた後に着色されて発送されます。まず2週間程、自然乾燥させてからになるので完成品と対面するのは2ヶ月後になるそうです。

楽しみに待ちましょう♪

結局2時間近く陶芸教室で過ごしましたが、ここから更にツーリングは続きます。

桧佐陶工房を後にした2台が次に向かったのは昨年の5月にも走ったビーフライン。

割とゆっくり目のペースで走りましたが、所々に減速帯の段差があるので注意しながら進みます。

30分程走って到着した所は城里町にある「物産センター山桜」。

この日は近くにあるツインリンクもてぎ全日本ロードレースが開催されていたので、バイクの数も多めです。

軽く休憩して周辺の写真撮影をしたら次は「道の駅もてぎ」に向かって出発します。

県道51号からR123を経由して「道の駅もてぎ」に到着すると既に17時。この時期は日照時間も長いので、まだ充分に明るく、昨年も見た鯉のぼりも吊るして(?)あります。

ここでの目的は「おとめミルク」というアイスクリーム。

見た目はソフトクリーム風ですが、作ってる工程を見るとコーンのカップに重ね貼りして行くように仕上げてます。

偶然にも今期の販売期限がこの日限りだったので、これは食べておかねばと購入。実際に食べてみると、しっかりと苺の味が付いている印象。これなら行列が出来る訳だと納得できる味だったので、次に来た時に売ってたらまた味わってみようと思います。

道の駅もてぎでの休憩を終えて次に向かったのは「セイコーマート常陸大宮野口店」。つくばの250さんによれば、このセイコーマートとはチェーン店でありながら、北海道と埼玉県と茨城県にしかないというレアなコンビニ。

せっかくなので来店記念に写真撮影をして、店内ではソフトドリンクを購入。この時点で18時を過ぎていたので、この後は「フライングガーデン」でハンバーグを食べて解散する事に。

場所も常磐道の水戸北SICの近くなので、事前に給油すべくガソリンスタンドへ。NinjaもR7も揃って給油します。

給油を済ませて少しずつ暗くなる中を5分程走ると、「フライングガーデン水戸北IC店」に到着。

ここは爆弾ハンバーグがウリのレストラン。メニューの中から2人共「爆弾ディナーセット(キングサイズ/250g)」を注文。

自分は極うまチーズソース、つくばの250さんは和風ソースをチョイス。

運ばれて来たハンバーグは焼いたばかりで油の撥ねが収まらないので、事前にテーブルに置かれた紙の保護シートを立てて防御します。

その目の前でウェイトレスさんがそれぞれのハンバーグをナイフで上下に切り分けてくれます。

つくばの250さんがシズル感写真を撮り、早速食べ始めますが小さく切り分けてもまだ厚さがあって充分なボリューム。更にライスおかわり自由だったので、満腹になるまで美味しく完食。

食後には次回のプランについて相談し、秩父方面という形でまとめる事になりました。

夕食を終えてフライングガーデンの外に出ると既に20:30。この日のツーリングはここで解散。水戸北SICから夜の常磐道を走って東京に帰りました。

初夏の陽気の下、限られた範囲の中でも楽しめた今回のツーリング。あとは昼間作った陶芸の完成品を楽しみに待ちましょう…。


その後、7月上旬に陶芸作品が桧佐陶工房さんからそれぞれの自宅に届きました。

乾燥後に焼かれて、リクエスト通りに着色されていて綺麗な仕上がりです!

最初に作った時に比べてひと回り小さくなった印象ですが、実用性は損なわれていないので大切に使ってみようと思います。

楽しい陶芸ツーリング、またいつか行きましょう!


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