参加台数:2台
2016年・前半最後のツーリングは東京湾外周ツーリングです。梅雨真っ只中の貴重な晴れ間、三浦半島と房総半島をフェリーで繋いで観光スポットを巡ります。
当初の予定では前日の土曜日開催で組んだプランでしたが、残念ながら未明の雨の為に開催は予備日の日曜に変更したのでした。
後から知った情報によると6/25の土曜日は関東南岸の梅雨前線通過の為、フェリーも終日欠航していたようで、もし決行していたら久里浜港に足止めされて結構困った展開に…って、くどい話は先に進めるとして、翌日の日曜は朝から快晴!
具体的な参加表明もないまま大井PAに行くと、9時直前につくばの250さんが到着。まずは2台でインカムを繋いで湾岸線を横浜方面に走り始めます。
天気は快晴。梅雨明けはまだですがタイミング的にも夏至を過ぎた空はすっかり夏の日射し。目指す横須賀PAもいつもは第三京浜~横浜新道経由で走ってきたルートですが、今回は小田原城の時に使った逆ルートで釜利谷JCT経由で横浜横須賀道路に入りました。
2台で横須賀PAに入ってみたものの、ここでも合流車は無し。予定では城ヶ島に向かって海鮮料理というプランですが、無類のカレー好きである つくばの250さんは是非とも横須賀海軍カレーを食べたいとの事。
協議の末、それならば一旦別行動として後で久里浜港のフェリー乗り場で合流しよういう話になり、再び三浦半島を南下。自分は本来の予定通り三浦縦貫道路へ、つくばの250さんはカレーを求めてそのまま直進して行きました!
単独になって一般道に下り、R134から県道26を進み、一気に城ヶ島大橋へ。
簡単に周囲の写真を撮りながら昼食の為にしぶき亭に向かいますが、島の中は意外と閑散としていて観光客もまばら。
しぶき亭に到着しても車は少なく、店内も4~5人のお客さんしか居ないので、注文したまぐろ丼もすぐに食べられました。
昨年同様、「付近を散策したいのでしばらくバイクを置かせて欲しい」と交渉すると、有り難い事に快諾して戴けたので食後は軽装で島の中を歩きます。いつもより人の少ない商店街を歩き、右手に見える灯台を撮影。更に恒例の岩場も歩いて進みます。
缶コーヒー片手に海へと近付くと何人か釣りをしている人も見られますが、日射しが強くなってきたのでとても暑そう…。
でも岩場に吹く風は涼しくて快適!
梅雨前線が沖に去った為か波は穏やかですが、岩で砕ける迫力の写真はなかなか撮れません。
結局15分程の散策で岩場を後にすると再びしぶき亭の駐車場に戻り、城ヶ島を出発。県道215から海沿いのR134に出て、漁港を幾つか通りつつ、次に立ち寄ったのは海辺のローソン横須賀長沢店。
ここでまた冷たい飲み物でも買おうかと思い、店舗に行ってみると残念ながら改装中の為、休業中。
でも既に久里浜港の近くまで来ていたので、このままフェリー埠頭まで向かう事に。
海辺のローソンを出てから僅か10分程の移動で着いた久里浜港の東京湾フェリー。
どう考えても回り道した自分の方が後から到着すると思ってたのに、つくばの250さんがまだ来ていません。
LINEの連絡で向かっている事は確認出来たので、待つ間にフェリーターミナルビルの中やキップ売り場を確認して廻ります。
再び外に出てしばらくすると、つくばの250さんが到着。どうやらカレー屋さんで行列に並んだ影響だったようです…。
それでも最初に見込んでた14:20発の9便目よりも1本早い13:20発の8便目に間に合うタイミングなので結果は上々です。
早速2人でキップを買いにターミナルビルへ…。買うのは金谷港までの片道キップですが、バイクの場合は排気量によって料金が変わるので自分は車検証を、つくばの250さんは軽自動車届出済証を窓口に提示してキップを発券して貰います。
それぞれキップを買い終えると13時を過ぎ、乗船のアナウンスが始まります。
船のゲートが開き、係員の合図でバイクを発進させてフェリーの船内に乗り込む2台。いよいよ乗船です!
船内に入るとバイクは左端の壁際に誘導され、係員の方が輪止めとタイダウンベルトで車体を倒れないように固定してくれます。
取り敢えず自分のバッグからもタオルを取り出して間に咬まさせて貰い、R7を固定。
同様にNinjaも固定。
ここからは40分の船旅になるので、貴重品を持って上のデッキに上がります。
バイクでフェリーに乗るのは自分もつくばの250さんも初めて。出航前に船内をあちこち撮影して歩きます。
見ると客席の装備も綺麗だし、甲板に上がると涼しい風が吹いてます。
船内各所で撮影していると、やがて出航。緩い揺れと共にフェリーが進み始めます。
出航した久里浜港は少しずつ遠ざかり、海上を見渡すと航路の周辺には貨物船やモーターボートの往来まで確認できます。
試しにGoogleマップで現在地を見てみましたが、横断中の東京湾の中にしっかり表示されますね♪
だんだんフェリーが金谷港に近付くと、船内では間もなく到着とのアナウンス。僅か1時間足らずの船旅でしたが快晴で心地好い海からの風景を味わえたので、楽しい経験となりました。
フェリーが着岸し、船内からは次々と車が出て行きます。R7とNinjaの2台も既にベルトを外されていて、いよいよ金谷港に上陸。ここからは千葉県です!
再び走り出して金谷港をバックに写真を撮ったらここからはR127を一旦南下する方向に走り、僅か10分程で「音楽と珈琲の店 岬」に到着。
ここには過去何度か訪れた事がありますが、今回は割と空いていたので前回と同様に海に面した窓際席に座ってアイスコーヒーとアイスオーレを注文。
店内にはこのお店で撮影された映画のポスターや吉永小百合さんとの記念写真も貼られています。
正面には海。落ち着いた音楽を聴きながら美味しいコーヒーを味わい、お店の雰囲気に浸っている所でしたが、隣に座ってるつくばの250さんから「今日はここまでで帰ります」と突然番狂わせな一言。
ダメ元で説得を試みるも今回は東京湾観音には寄らず、返事をする手には帰りのルート検索を表示するタブレット…。
時刻もまだ14:30だし、「気を取り直してあとはゆっくり観光するかな」と考え、再び2台でR127を北上。さっき降りて来た金谷港を通過してしばらく左手に海を見ながら走ります。
その後、自分は予定通り東京湾観音に立ち寄るべく県道256を左折。つくばの250さんはそのまま直進して離脱。
再び1台になった所で今年初めての東京湾観音に向かいます。
およそ9ヶ月振りの東京湾観音に着くと、周辺には何軒か新しい建物も出来ていて毎回少しずつ変化を感じられます。バイクを駐車場に停めて逆光覚悟で太陽と観音様をバックに撮影。
早速入口に入ります。
受付ではスマホに表示した割引画面を提示して割引料金で入館。いよいよ観音様の中へ…。
ここは内部の螺旋階段を314段上がって最上階を目指して歩きますが、階段その物の段差が緩い上、各フロアに目を引く展示品が設置されているので大して苦にならないどころか、気付いたら最上階まで来ていたという感覚になるので疲れを感じる事はありません。
観音像の上半身に到達する頃には外から心地好い風が吹いて来るし、東京湾を見渡せる一大パノラマを体感出来るので達成感も得られます。
最上階からの眺めも撮影し、観音像の下まで降りて外周を散策してからバイクに戻り、ここからは富津中央ICから館山自動車道に入ります。
少しずつ渋滞が始まった高速を進み、給油の為に市原SAに立ち寄ると時刻はまだ17時。
本来の予定ではここからGOGに向かう所ですが、結局1台だけになっただけでなく、近日中にショップで車体の点検をする予定もあったので、急遽このままショップに行く事にして、給油を終えた所でツーリングも終了となりました。
今回は梅雨の晴れ間狙いで予備日決行という際どいタイミングになったので、参加者は2人だけという結果になりました。来て下さったつくばの250さんはその後カレーだけでは物足りず、帰りは焼き肉にも立ち寄ったそうです。
年間通してツーリングを続けていると今回みたいな時もありますが、間もなく梅雨も明けてくれる事でしょう。
Divineの熱い夏はもうすぐです!