12/18 2016・忘年会ツーリング@北関東

参加台数:2台 / ルート

参加メンバー(敬称略)

{ R7・つくばの250 }


今年20回目のツーリングは年の瀬の北関東。一応タイトルでは忘年会ツーリングと銘打ってますが、結果的に2人しか集まらなかったので季語に近い意味で捉えて貰えればと思います。

今回のツーリング。最初のプランでは奥会津の蕎麦を食べてからバンダイミュージアム、そして最後は渡良瀬遊水地…という少し寂しい内容でしたが、地元民・つくばの250さんに相談を持ち掛けた所、出るわ出るわアイデアの数々…!

しかし前回みたいに立ち寄り先を詰め込み過ぎると日没までに廻りきれなくなってしまうので、候補の中からバンダイミュージアムだけを残し、「そば処さとや」と「あしかがフラワーパーク」を加えて決行する事になりました。

当日は日射したっぷりの快晴。前日までの冷たい風も収まって12月にしては過ごし易いツーリング日和。

まずスタート地点の東北道下り・佐野SAに着きますが、ここでの合流車は無し。10時になったタイミングで次の合流地点・ファミリーマート栃木尻内町店に向かいます。

東北道の栃木ICを下りて左方向、県道32を真っ直ぐ15分程走ると目的地のファミマです。

ここには10:30に到着予定でしたが意外と早く到着。駐車場にバイクを停めて待っていると、間もなくつくばの250さんも到着。

2台だけで記念撮影を済ませると、そろそろ出発。Ninjaの先導で県道202を走り始めます。交通量は少なめ、県道の周辺は採石場があって、そのまま山道を上って行くと途中から「新そば」の立て札が幾つか見えて来ます。

インカム越しにつくばの250さんの解説を聞きながらそのまま山道を進むと、辺りは蕎麦屋だらけの集落。お店の前に行列が出来てる所もあって、この辺り一帯は蕎麦屋の激戦区になってる様子です。

そのまま山道を上って行くと右側には川があり、左手の広い駐車場の入口には「そば処さとや」の看板。

目的地の蕎麦屋さんに到着です。

駐車場に2台を並べ、振り返るとお店は駐車場奥の崖の上。写真を撮ったら入口に続く外階段を歩いて上ります。

お店の扉を開けて中に入ると、開店直後のタイミング。空席も多かったので奥の窓際に座ると早速メニューを眺めます。

つくばの250さんからは冷たい蕎麦を薦められたので、自分はスタンダードな「生粉打ちそば」を、つくばの250さんは「えび天せいろ」を注文。

今の時期は新そばが味わえるとの事で蕎麦好きの人には味の違いが判るそうですが、普段からあまり食べない人にはどうかな?…なんて話しをしている間に、早くも注文した蕎麦が運ばれて来ました!

風味を損なわないようにと早足で運ばれた蕎麦をスマホカメラとシズル感カメラで撮影すると、早速食べ始めます。

「生粉打ちそば」は普通の蕎麦より麺が太めで、見た目の量の割には食べ応えがあって期待通りの旨さを味わえました♪

蕎麦湯がまた旨かったのも印象的。つくばの250さんも「えび天せいろ」をじっくり噛み締めながら味わっている様子。

またいずれ、「そば処さとや」に来た時には他のメニューも食べてみようと思います。

お会計を済ませて外に出ると、次は壬生の「おもちゃのまち」にある「バンダイミュージアム」に向かいます。

再びNinjaを先頭に、来た道とは別の山道を進みながらだんだん狭くなる獣道を通りつつ、県道32を経由してR293へ。

そのままNinjaのナビ任せに県道3を進むと、1時間足らずで「おもちゃのまち・バンダイミュージアム」に到着。

建物前の駐車場にバイク2台を並べて記念撮影を済ませると、入口前には特撮ヒーロー3体の銅像。こちらも撮影して早速館内に入ります。

正面入口を入ってまず目に飛び込んだのは1/1ガンダムの上半身。エントランスの通路は左方向に続いているのでそのままフロントで入館料 ¥1000を払うとパンフレットを片手に館内を見て廻ります。

展示物はさすがバンダイ。アニメから特撮物まで製品化されたキャラクターの数も膨大!

館内は合体ロボットエリアやワールドトイ、ジャパントイ、ホビー、エジソンミュージアム…と分類されています。

ワールドトイミュージアムの部屋には18世紀頃の人形や、縦長のアクリル製のケースに納められた立体ジオラマがあって、上の穴から覗くと奥行きある風景を眺める事ができます。

その他、各国のバイクの模型やブリキ細工のフェラーリ。

次に入ったホビーミュージアムの部屋にはランナーアートの写真やガンプラのコレクション。

中でも印象的だったのはお目当ての1/144ホワイトベース!

全長2mにもなる木馬の左側デッキは透明な造りで内部の3体もしっかり収まっていて、つくばの250さんもシズル感撮影してました。

この部屋にはその他にもプラモデルのボックスアートや「ザクの夢」というジオラマ、150㎝サイズの模型の展示物もありました!

ホビーミュージアムを出て次に入ったのはエジソンミュージアム。

ここには電球や蓄音機の展示物があって、見覚えのあるビクターの犬がいたので、そちらも撮影。

次に入ったのはジャパントイミュージアム。どうやらこの部屋が一番広かったようで、中には懐かしい昭和時代の玩具達が展示されています。

入口には鉄人28号。中にはブリキのロボットや仮面ライダーのフィギュア、アニメのロボット…

更にはセーラームーンシリーズを始めとする女児向けの玩具や昭和のアイドルのキャラクター商品も展示されてました。

ミュージアムをひと通り見ると正面入口とは逆側の南側から外に出られるようになっていて、そこでしばらく飲み物を飲みつつ休憩。気温も高く暑いぐらいだったので、冬装備の2人にとってこの日の気温は快適でした。

結局バンダイミュージアムの中には2時間近く居ましたが、次の予定地は「あしかがフラワーパーク」。

日没後のイルミネーションを見に行く予定ですが、ここでつくばの250さんが離脱。どうやらまだ風邪が完治していないようで、日没後に気温が下がるのを見越して無理せず帰宅した方が賢明という判断で、この日はここで別れました。

バンダイミュージアムを後に、ここからは単独行動となります。

せっかく栃木まで来たのでフラワーパークの写真は何としてでも持ち帰るべく、北関東道の壬生ICへ。

ここからは高速で栃木都賀JCT経由で東北道に入り、スタート時とは反対側の佐野SAで休憩した後、佐野藤岡ICで下りるとR50を足利方面に進みますが、だんだん交通量が多くなります。

少しずつ日没が迫って空が赤く染まる頃、絶妙なタイミングで足利界隈に入るとフラワーパークが近付くにつれ渋滞も酷くなり、観光バスまでが動けずに並んでいます。

どうやらイルミネーション目当ての渋滞で周辺道路が麻痺している様子。それでも道幅自体は余裕があるので側を抜けながらフラワーパークを目指して進むと、難なく二輪用の駐輪場まで到着。

周りには自転車が置いてある所だけど、正面ゲートの目の前なので移動は楽です。早速バイクを降りて身仕度を済ませるとチケットを買って、あしかがフラワーパークの中へ!

辺りも少しずつ暗くなる中、イルミネーションの点灯は既に始まっていて園内の各所でLEDの光が見えます。

一面、宝石箱のような圧倒的な光景にどこから見ていいのか目移りしつつ、近い所から撮影を開始。

向かいの斜面にはクリスマスのサインや虹の架け橋、川面に反射する藤の光も綺麗で次々と撮りながら進みます。

更に進むと機関車や地球儀やピラミッドのイルミネーションもあって、周辺は家族連れの人達が賑やかに記念撮影に興じています。

ある程度撮影して歩くと、いつしか園内には渋滞を抜けて来た人達も入って来て通路もだんだん混雑して来ました。

そんな状況を察して、身動きが取れなくなる前にフラワーパークを出るとバイクの所に戻ります。

結局フラワーパークには1時間弱の滞在となりましたが、何とかイルミネーションの画像を持ち帰る事はできました!

帰りは周辺の大渋滞を抜けて佐野藤岡ICまで戻ってそのまま東北道で帰路に就きましたが、地元に帰って来た時にはまだ19時前…!

年末が迫る時期の貴重な晴天ツーリングも最後はソロになりましたが、旨い蕎麦に博物館とイルミネーションも楽しめた暖かい冬の1日となりました。


2016年・Divineのツーリングはこれで最後となりました。

1年を振り返るとあっという間で、ツーリングでの多くの出来事が思い出されます。

河津桜やソメイヨシノのお花見に行ったり、お城やダムを巡ったり陶芸にチャレンジしたり泊まり掛けのキャンプをしたり、フェリーや水陸両用バスに乗ったり、ひまわり畑や洞窟も見に行きました!

そんな中、悲しいお別れも新メンバーさん加入もあって、気付けばツーリングの開催数も20回!

更に今年はバイクを乗り換えた人が多かった1年でしたが、迷走&連続台風や秋雨前線の長期停滞で惜しくも見送ったプランもありました。


間もなく迎える2017年はどんな年になるでしょう?

Divineはバイクで走る休日を美味しく・楽しく・時には学べる、1粒で2度も3度も美味しいツーリングクラブを目指しておりますので、今後とも積極的に楽しんで行ければ幸いです。