12/3 師走の北関東ツーリング

参加台数:4台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R7・青R1・紅白R1・MVアグー豚 }


事前に告知していた首都高・橋巡りを延期し、差し替えて開催したこのプラン。実は前回の山梨ほうとうの後半から、紅白R1さんの車体より微量の冷却水漏れが確認されたとの事で、

翌週に一旦ショップで修理を終えたそうですが走行中の確認も要するので、万一首都高の上で停まってしまうと周囲の影響も大きくなる為、急遽今回は「一般道で行けて、更にすぐ引き返し易い地元の埼玉エリア」を軸にプランを即興で組み直し、どうせ行くなら新蕎麦とお城と、ついでに足利のイルミネーションも入れて…と、完成させたのが今回のプランでした。

集合は9時の関越道・三芳PAと10:30の圏央道・菖蒲PA。

この日も防寒装備で出発すると、まだ空気は冷たいものの上空は快晴のツーリング日和。

三芳PAに到着して駐輪場の空いたスペースにバイクを移動させていると、見覚えのある青いバイクが入って来ました!

到着したのは昨年の曽原湖キャンプ以来の参加となる青R1さんです。

久々の再会を喜んで、2台を並べて撮影した画像を連絡用のLINEに上げると、今度はそれを見たMVアグー豚さんから11時に開店する「そばいち」に直行するとの書き込み。

9:30になり、三芳PAの2台はインカムを繋いで第2集合地点の菖蒲PAに向かって出発します。

関越道の本線を北上して鶴ヶ島JCTから圏央道の外回り線へ。陽が昇って気温も上がり始め、インカムトークを続けながら10時過ぎに菖蒲PAに到着。

ここには初めて来ましたが、敷地が広いだけでなく徒歩でなら内回り側の駐車場にも行けるようになってます。

更に出光のスタンドも入っていて、圏央道の数少ない給油ポイントにもなっているようです。

青R1さんとPA内を散策してバイクの所に戻ってみると、タイミング良く紅白R1さんが到着しました。

これで図らずも揃ったYZF3台♪

青空をバックに記念撮影を済ませると時刻は10:20。現地に直行したMVアグー豚さんの待つそばいちに向かって再び走り始めます。

R7―紅白R1―青R1のYZF隊列で快晴の圏央道を東に進み、五霞ICを下りて一般道のR4を南下し、芝原交差点を左折してセブンイレブンの先を更に左折すると目的地のそばいちに到着。

駐車場には既にMVアグー豚さんがカメラを手に待ち構えていて、敷地に入って来るYZF3人衆を撮ってくれました♪

4台揃った所で改めて撮影し、お店も丁度開店したばかりなので早速店内奥の座敷席に入ります。

このお店に来るのは全員初めて。メニューを眺めて青R1さんが選んだのは「鴨汁そば」。あとの3人は「野菜天ざる」を注文。

それぞれのお蕎麦が運ばれて来ると、今回はMVアグー豚さんのカメラでシズル感撮影です。

さっぱり冷たい蕎麦と揚げたての天ぷらを味わって食後の雑談に興じていると、いつしかお店の中は次々とお客さんが入って来たので会計を済ませて出発します。

次に向かうのは2年振りに訪ねる関宿城。そばいちを食事処に選んだのも関宿城のすぐ近くだからという理由だったので、目の前の県道42を北上して関宿橋を渡り、県道26を左折すれば僅か10分で埼玉県と茨城県に挟まれた千葉県 関宿町の関宿城博物館に到着。

駐輪場に4台を寄せて停め、城内に入る身仕度をしながら気になってた紅白R1さんのラジエターホースをチェックしましたが、既に問題は解決しているようです♪

¥300の入場券を買って城内に入る4人。1階のエントランスホールには頭上に江戸時代の関宿周辺のジオラマが展示されていて、

展示ホールを進んで行くと当時の利根川改修工事に使用された道具や書物の資料。更には立体映像による河川工事の様子も紹介されています。

エレベーターで一気に4階まで上がると全方向に窓のある天守閣の造りになっていて、この日は快晴だったので瓦屋根越しに遠くまで見渡す事ができました。

ここから階段で3階に下りると、鎧と関宿の歴史を示した展示室。

続いて2階も展示スペースですが、食品関係の展示物もありました!

再び1階に下りて最も広い展示ホールに出ると、帆船や昔の醤油番付表が貼ってあったり、2年前には動いてたゲーム機が使えなくなっていたり…。

と、関宿城博物館の内部は一通り見学できたので今度はお城の外に出ます。

駐車場前には離れの売店があって、店内を散策したりアイスクリームを食べながら改めて外から関宿城を撮影。

青い空と白い壁のコントラストが見事で、お城の裏庭に廻ると紅葉もあって、MVさんと絶景アングルを探しながら撮影したのがこちら。

この場所より後ろは公園になっていて、何故かゴリラやパンダのオブジェが並んでいてなかなかシュールです。

時刻はまだ14時ですが、そろそろ次の目的地・渡良瀬遊水地に向かう為バイクを始動させます。

関宿城を後にして、お城の前の道に差し掛かり、ここで一旦停車して簡単な記念撮影。

そのまま利根川を渡ってR354を西に進み、茨城県の古河市にあるコスモ石油に立ち寄って3台のYZFを給油。

再び走り始めようと出発しようとした所、何故か青R1さんのエンジンが掛かりません。

4人でスタンド内にバイクを停めてR1の始動を試みるも、何だかセルの回り方が弱い…。

バッテリー上がりかと思い、間隔を空けて何度か回してみましたが、今度はカウルの右側から煙も見えたので急遽スタンドのバッテリーを繋いで貰って試しても、エンジンは掛からずまた煙…。

色々と要因を疑ってもこれ以上は手の施しようがないので、青R1さんだけここで離脱する事になり、ショップやレッカーサービスに問い合わせて車体引き上げの目途が着いた所で、青R1さんに促される形で残った3台はツーリングを続行します。

電気系を含むバイクのトラブルは突然起こる事があるので今回は不運でしたが、怪我や車体の損傷もなく、止まった所が広いガソリンスタンド内だったので、青R1さんも不幸中の幸いと捉えていた様子でした。

涙を拭った赤いバイクの3人は前を向いて再び走り始めます。気付けばコスモ石油に1時間以上居たので陽が傾き始め、いい感じで写真が撮れるかな?と渡良瀬遊水地の周辺に到着しつつも、どうやら先導の自分が入口を間違って遊水地の中を半周程廻って、何とか目指す要塞「ウォッチングタワー」手前のゲートに到着!

が、この時期は午後4時で閉門するらしく、25分遅れで間に合わず…。

仕方ないので明るい内に要塞をバックに赤バイク3台をゲート前に並べて記念撮影。

そう言えば以前にもここに入れなかった覚えがあったような…。

気を取り直した3人は次の目的地に向かいます。昨年末にも見に行った「あしかがフラワーパーク」です。

少しずつ交通量が増え、夕焼けの渡良瀬川を渡り、県道9号からR50→県道67というルートで走り、満月が照らす中、暗くなり始めたあしかがフラワーパークに到着。

バイクを停めてここからは徒歩で西ゲートに向かいます。

両毛線のトンネルをくぐり、賑やかな屋台の前を人混みに任せて歩き、西ゲートの入場券売り場に並んで¥900のチケットを購入して入場。

フラワーパーク内は家族連れで賑わっていて、イルミネーションも華やか♪

どこから撮影していいのか迷いながら歩いて、昨年も撮ったピラミッドやクリスマスツリー、虹の架け橋や地球儀の写真を撮りながら散策します。

するといつの間にか紅白R1さんとはぐれてしまい、LINEで連絡取りながら売店を通って再び3人集まります。

この時点で時刻は18:30。お昼前に蕎麦を食べたきりだったので、3人ともそろそろ空腹です。そこでこの後の最後の立ち寄り先の食事処に向かいます。あしかがフラワーパークからバイクで10分程で行けるので、アイドリングを済ませてゆっくり県道67を走り始め、到着したのは「台湾料理 四季紅 足利店」。

ここも2年以上前に来た事のあるお店ですが、紅白R1さんとMVアグー豚さんを連れて来たのは初めて。

単品メニューもありますが、今回注文したのも前回と同じ「家族コース(¥4980)」。

美味しい台湾料理が次々と運ばれて来るので、空腹だった3人は休む間もなく食べ始めます♪

それを、お皿が運ばれて来る度にシズル感担当のMVさんが撮影しながら食べて行きますが、3人の腹はだんだん満たされ、後半に控えてるラーメン2杯を見越した紅白R1さんは事前にラーメンを辞退!

結局、醤油ラーメンはMVさん、台湾味噌ラーメンを自分が食べて、何とか自分の分は完食したもののニラレバーと四季紅サラダの一部は誰の胃袋にも入らず、完食ならず…!

成人男性3人だけでは難しい挑戦でした。

重量増となった3人はここで会計を済ませ、外に出ると北関東の夜の寒さが待ってましたが、体がポカポカしてるので耐えられます。

バイクをアイドリングしながら最後の撮影をして、3台で県道40からR293を走り、足利ICから北関東道に乗って東北道に分岐した所でそれぞれ流れ解散。こうして埼玉・千葉・茨城・栃木を跨いだ師走の北関東ツーリングは終了となりました。

翌日のLINEトークではショップから伝えられた青R1さんの電気系トラブルの原因がセルモーターだった事が判り、修理後にまた復帰戦に挑む意気込みを見せてくれました!

次回プランには間に合わないらしいけど…。

そんな次回は一旦延期していた首都高・橋巡りに行きますよ~!


2017年のDivineツーリングはこの回をもって終了となりました。

最後に予定していた首都高・橋巡りも思わぬ不備で保留したままになりましたが、来年用のネタとしてストックできますので無駄にはなりません。

今年の前半は何故か栃木方面やCOCO'Sに偏る傾向が続いたりして年間通しての開催数も減ってしまった1年でしたが、振り返ってみれば清里や道志での泊まりキャンプで盛り上がったり、宇宙センターやホンダコレクションホールや関宿城の社会科見学、忍野八海や華厳の滝で自然を満喫したり、アルパカやロバ、山羊、羊と触れ合ったりして楽しめた1年でもありました。

反面、メンバーが立て続けにマシントラブルに見舞われる事もありましたが、幸いそれぞれ大事に至らずに済みました。


来たる2018年も変わらぬテンションのまま、「バイクで走る休日を美味しく・楽しく・時には学べる、1粒で2度も3度も美味しいツーリングクラブ」としてのDivineツーリングを大いに盛り上げて行きましょう!


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