8/5 群馬・ラベンダーツーリング

参加台数:4台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R7・さとみん・BM1200・BM@嫁 }


6月の江ノ島帰りに電気系トラブルに見舞われたR7も何とか7月上旬には直り、栃木キャンプを挟んで次に開催したバイクツーリングが今回の群馬・ラベンダーツーリング。

8月に入って太陽がギラギラと本気を出しているので猛暑日が続いてますが、今回の目的地は標高の高い所を選んで組んだので暑さが厳しい日中は高地で過ごし、日が傾き始めてから平地に戻るという作戦です。

ツーリング当日も予報では快晴の猛暑日。朝から関越道を北上し、高坂SAを目指します。

到着してみると、既に赤いレブル500のさとみんが先着していて涼しい屋内のフードコートに居ました。

時刻はまだ9時前なので冷たいドリンクを飲みながら雑談して過ごし、9時過ぎにLINE上に出発の書き込みを入れた所、前日から群馬の四万温泉に来ていたBM1200ご夫妻が現地で合流との予告。

R7とレブルの2台で暑さが厳しい高坂SAを出発すると、急遽立ち寄り先に追加した赤城高原SAを目指して関越道を北上します。

気温はジリジリと上がっても、走り出してしまえば大して暑さを感じません。

関越の交通量は少しずつ減って行き、さとみんのレブルとの距離を確認しながら2台は埼玉県から群馬県へ!

藤岡JCTと高崎JCTを通り過ぎ、右前方には緩やかな赤城山の南面の姿を捉えつつ更に北上。

2台が到着したのは赤城高原SA。高坂から一時間程走って来たのでここで休憩と給油です。

バイクを停めた駐輪場脇の案内図を見ると群馬県の中心付近まで来ていて、次に下りる沼田ICまであと僅か。

サービスエリアの建物内も程よく賑わってます。

ここでも冷房の効いた室内で休憩を取り、R7もレブルもそれぞれ給油してから再び走り始めます。

赤城高原SAを出て昭和ICを過ぎ、5㎞程進んで沼田ICを出るとここからは一般道。スマホのナビを頼りに県道266を上って行きます。

市街地から少しずつ標高が高くなるにつれて空気もひんやり爽やか♪

周辺の風景も森の中に変わり、高地に来た実感を味わっていると前方で車の渋滞が発生。

ナビを見ると目的地の手前まで来ていたので、車の脇を進んでたんばらラベンダーパークに到着!

渋滞の先頭はラベンダーパークの駐車場入口が発端でしたが、誘導員の方がこちらのバイクを案内してくれて2台揃って駐輪場に到着。

そこには見覚えのあるBMWが2台並んでいたので、その隣に駐輪。確認するとやはりBM1200さんと奥様の車体♪

ご本人達は既に園内に入ったようなので、取り敢えず4台並んだ記念写真を撮ってLINEで送り、たんばらラベンダーパーク到着を報告。

2人で身仕度を済ませると広い駐車場を抜けてチケット売場に向かって歩きます。

売場前に着くとしばらく並びそうな雰囲気…。快晴の太陽の下ですが空気がカラッとしてるので苦痛を伴う東京の炎天下とは違います♪

ようやく列の先頭に出て2人分の入場券を買うと、入口のリゾートセンターの建物に入ります。

館内で辺りを見渡すと、ここでBM1200さんご夫妻とも合流。初対面のさとみんを紹介して、ここからは4人で散策します。

BMさん達も到着して間もないそうで、リゾートセンターからラベンダー畑の方に出てみると遠くまで見渡す限りのお花畑!

冬場はスキー場になっているので前方ではリフトも動いてます。

早速園内マップを見てみるとそれなりに規模はありそう…。

有料のリフトに乗るか歩いて進むか4人で相談して、結局BM@嫁さんの一声で歩いて進む事になりました。

上り斜面なので多少辛いかと考えましたが、歩いて進んだ方が咲き誇るラベンダーを近くで観察できるのでこれで正解です♪

咲いているのはラベンダーだけではなく、赤いのがサルビア、オレンジ色のがマリーゴールド、黄色いのがアフリカンマリーゴールド

と、色ごとに分かれていて見た目もキレイ!

徒歩で園内の中腹まで来ると標高1300mの立て札があってその横にはソフトクリームが売っていたので、さとみんとラベンダーソフトのミックスを買ってみました!

ミックスを選んだせいかミルク率高めの味?

更に目の前にはレストハウス。

朝食を済ませて来たBMさんご夫妻と違い、さとみんと自分は朝から軽食だけだったので、一旦レストハウスに寄って昼食に行く事に。

時間帯もお昼の忙しい頃だったので多少並びましたが、自分はたんばらカレー、さとみんはラーメンをそれぞれ食べて、再びBMさん達と合流。

時刻は13時を過ぎた頃。予定では13:30ぐらいまでここで過ごすつもりでしたが、前日の四万温泉から移動して来てくれたBMさんは若干お疲れの様子だったので、今回はラベンダー見物まででこの後の予定はパスして、リフトを下りてひと足先に離脱して帰路に就きました~。

こちら自分とさとみんはまだツーリングの前半。「せっかくなので」と、さとみんに促されて頂上の大展望台まで行こうという事になり、二人で上り斜面を歩いて進みます。

もう目の前には見えていたので10分程で展望台の下に着き、標高1350mに位置する大展望台に上るとさとみんからアクションを要求されたので、3年程前に日光東照宮で見せたエイドリアンポーズ (!?)を披露。

それでも大展望台から見下ろすラベンダー畑は見応え充分!涼しいし、空も快晴なので遠くの山まで見渡せました♪

展望台を下りる階段には登頂記念に鳴らせる鐘が設置されていたので、ロープを引いて鳴らし、さとみんにも鳴らして貰いました。

これで達成感も味わえたのでレストハウスまで戻ると、ここからはリフトで下りようという事になり、再び入口のリゾートセンターへ。

少しだけ売店を覗いてみましたが、紫色の商品で溢れてます…。

気付けば時刻は13:50。そろそろバイクの所に戻って次に進みましょう!

県道266を戻って利根沼田望郷ラインを南下し、R120の日本ロマンチック街道を再び北上して到着したのは道の駅 尾瀬かたしな

この道の駅は今年の7月にオープンしたばかり。バイクを停めて芝生の先の建物に入ると中も明るくて広い休憩スペース。

売店には地元産の野菜や白いとうもろこしも売られてました。

建物の反対側は足湯スペース。遠くの山の風景を楽しみながら寛ぐ事もできそうですが、足を踏み入れたら気を抜いて眠くなりそうだったので撮影だけにしておきました。

道の駅での休憩も終えて次に向かったのはこの日最も標高の高い金精峠。

R120を道なりに進むだけですが、この辺りの涼しさは格別。

バイクを停めた「山小や」の辺りは標高2000m近くで目の前は菅沼キャンプ場。夏場ならここで過ごすのも快適そうです。

ここで時刻は16時。金精峠は写真撮影だけに留めて、2台は更にR120を東に進みます。金精トンネルを抜けて戦場ヶ原も通過、そのまま中禅寺湖のほとりに差し掛かる頃には交通量も増え、到着したのは昨年も訪れた華厳の滝

バイクを停められる第二駐車場に2台を置いて身仕度をすると時刻は16:40。駐車場の管理人さんの話しでは華厳の滝に下りるエレベーターは17時までとの事だったので、時間が気になりつつも乗り場に向かうと ¥550のエレベーター昇降券を購入。

下りの最終は17時までだけど、戻って来るのは17時を過ぎても大丈夫だと解り、安心してエレベーターに乗り込みました。

ゆっくりと降下したエレベーターを下りると、ひんやり涼しい通路を進み、観瀑台の階段を上って外に出ます。

展望台から右側を見ると、迫力満点の華厳の滝!

崖の上から水の塊が落下して行く様子を眺め、写真を撮ったり展望台周辺を散策しながら自然の大きさを実感。

華厳の滝を堪能したら再びエレベーターを上がり、外の売店を散策します。

何か軽く食べようか相談しつつ、さとみんが見つけたのはカップに入ったすいとん。

熱いけど軽食には程よい量なのでお互い難なく完食。

ここで時刻は17:10。本当はもっとゆっくり過ごしたいけど、この先のいろは坂を明るい内に下りたいのでバイクの所に戻ります。

駐車料金 ¥100を払って華厳の滝を後にすると、さとみんがこの日最も警戒していた第一いろは坂を下り始めます。

交通量は少なめで前後に観光バスの姿もなく、ミラー越しにレブルを確認しながらR7先導で下り始め、後方から車に追い付かれたら道幅の広い部分で譲り、何とか2台共無事にいろは坂をクリア♪

続いてその先の細尾大谷橋交差点を右折してR122に入ると、あとは一本道。

涼しい日足トンネルをくぐり、足尾町を通り、草木湖も通過。

2台がみどり市に入って次に立ち寄ったのは、この日最後の休憩地点「道の駅・くろほね やまびこ」。

本当はここのうどんを食べる事も考えてましたが、15:30に閉まってしまうのでここではトイレ&ドリンク休憩のみ。

華厳の滝から一時間以上も休まず走って到着し、ヒグラシの蝉しぐれを聞きながらバイクを停めると少しずつ日が傾き始めました。

一気に標高の高い所から平地に下りて来たので何となく空気も温くジメジメしてましたが、タイミング的にも直射日光は避けられたのでこれも予定通りの行程♪

冷たいドリンクを飲みつつ、ほんの10分程の休憩で道の駅を離れましたが出発間際に撮影した時は更に暗くなり始めてました。

ここからは更にR122を南下して、市街地に出ます。高速に乗る前に給油しようとR122から県道69を直進し、県道68を右折した所にある出光のセルフスタンドに入ると、R7もレブルもここで給油。

給油を終えた2台は県道315を左折し、北関東道の太田藪塚ICに向かうだけですが、途中で自分の靴の中に何やらモゾモゾと違和感を感じ、急遽バイクを路肩に停めて右足の靴を脱ぐと…何と靴の中からカナブンが!

どうやら隙間から飛び込んだらしく、踏み潰さずに済みましたが、さとみんが爆笑する中、何とか自力で退出して貰いました~!

蜂じゃなくて良かった~♪

気を取り直して2台で太田藪塚ICの料金所に入ると、最後にスマホの地図で帰りルートの確認です。

自分は北関東道から関越道に向かうルート。さとみんは北関東道から岩舟JCT経由で東北道に向かうルートなので、ここで確認をした後それぞれの帰路に就きました。

今回は猛暑の東京を離れて、炎天下の時間帯を標高の高い北関東でやり過ごすのをテーマに組んだプランでしたが、概ねそれは狙い通りに進める事ができました。

BM1200ご夫妻と一緒に走れなかったのは残念でしたが、この8月中にまだ考えてるプランもありますので次回以降に期待しましょう!


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