12/3 牛久大仏~犬吠埼ツーリング

参加台数:3台 / ルート

参加メンバー(敬称略)

{ R7・紅白R1・R750 }


前回の山梨ほうとうツーリングの後、本来なら青MTさんの主催でデイキャンプのプランが控えてました。が、残念ながら雨により流れてしまったので今回のツーリングまで間隔が空く形となりました。

そんな経緯で行われた今回のツーリングは2年振りの牛久大仏です。

当日は12月とは思えぬ程の暖かい行楽日和。集合場所の常磐道・守谷SAに向かって走っていると、その途中でR750さんに遭遇し、そのままほぼ同じタイミングで守谷SAに到着。

駐輪場には既に沢山のバイクが停まっていて、停める場所を確保するのもひと苦労。集合時間の10分前には紅白R1さんも到着したので3台で出発します。

守谷を出て常磐道を下って行くと、つくばJCTから圏央道に入ります。

ここからは一車線区間が続きますが、遥か前方にはこの後訪れる牛久大仏の姿が少しずつ大きく見えて来ます。

守谷SAを出てから僅か30分程の走行で阿見東ICを下りると、最初の目的地「あみプレミアム・アウトレット」に到着。

牛久大仏をバックに3台を停め、広大な敷地のアウトレットに入って行くと、中はまだ開店前の店舗が多くて入店予定の「回転寿司・かね喜」も準備中。

11時の開店を待って店内に入りますが、こちらのお店は撮影禁止。ネタの写真はありませんが、新鮮で美味しいお寿司を戴きました♪

腹一杯食べたら駐輪場に戻り、次は久々の牛久大仏に向かいます。

2年前には整備されてなかった周辺道路もいつの間にか繋がっていて、大仏までの道も近くなって僅か5分足らずで到着。

この日のメンバーは自分以外まだ牛久大仏に行った事がなかったそうで、近くで見ると全高120mというその大きさに圧倒されていました。

バイクを停めて撮影を済ませると、早速 ¥800でチケットを買って中に入ります。

外の展示物を見ながら大仏様の正面の「發遣門」をくぐり、真っ直ぐ進んで行くと右側にある鯉が泳ぐ池に立ち寄ってみます。

ここの鯉は迫力満点で迫って来るので、R750さんも面白がって餌を購入して鯉や鴨がいる池にバラ撒いてます。

鯉達と遊んだら次は大仏像の中に入ります。中は土足禁止なので入口で貰える袋に靴を入れて待っていると、中から係員の方がドアを開けて最初の扉に20人程入ります。続いて扉が閉まり、暗闇の中で説明が始まっていよいよ1階フロアへ。

前方の扉が開くとそこは「観想の間」。幻想的な演出が施された部屋で、照明の色も凝ってます。

そのまま階段を上がって2階に行くと、大仏建造中の様子を示したミニチュアや展示物があって、原寸大の大仏様の足の指が置かれていました。

順路を進むと突き当たりにはエレベーター。これに乗り込んだ3人は係員さんの説明を聞きながら一気に地上85mの高さにある5階まで上がります。

再びエレベーターのドアが開くとそこは展望室。大仏像の中の胸の高さです。四方の縦長の窓からは遠くまで見渡せて、歩いて来た發遣門も見えます。この日は晴天だったので筑波山や霞ヶ浦は見えましたが、スカイツリーまでは確認できず。

それでも左腕側の窓からは眼下に自分達のバイクを見る事はできました。
展望室からは階段でひとつ下の4階に下り、このフロアからは下りエレベーターで足元に位置する3階へ。
ドアが開くとそこは「蓮華蔵世界」。金色のフロアです。

中に入ると壁一面が金色の仏像で占められていてとても綺麗。並べられた一体一体の仏像は宗派不問の「胎内仏」で、一体単位でその枠を購入する事によって永代供養して貰えるそうです。

同じフロアには御朱印帳の販売コーナーがあったり、階段で2階に下りると写経の部屋もありますが、通路の外には大仏像の足元に出られる扉があるので3人で出てみます。

位置的には地上10mの2階の高さで、通路で売ってた¥300の金箔が沢山貼られています。

大仏像を仰ぎ見れば頭上に大きな手があってかなりの迫力。青空をバックに写真を撮ったらそろそろ1階に下りましょう…。

再び靴を履いて大仏像の外に出ると目の前には小動物公園があります。特に追加料金も不要なので気軽に入って行くと、どうやらR750さんはここが楽しみだったらしく放し飼いのウサギのエリアへ。

自分と紅白R1さんも後に続いて園内に入ると、ウサギ達が寄って来ます!

ここのウサギは鯉と同様かなり人間に慣れているらしく、手を差し出しても撫でても逃げないどころか、地面に膝をついて座った途端に2~3羽まとめて上がって来ます。

R750さんが買った人参スティックの餌を分けて貰って食べさせたりしながら周りを見ると、ウサギのエリアの一角にはモルモットの群れも居ます。

別のエリアには山羊やリスも飼育されていますが、放し飼いのリスは忙しく走り回っているのでなかなか触れられません。

ひと通り動物達に癒されてたら、いつの間にか時刻は13:30を過ぎてます。予定より長居していたので、次の目的地の霞ヶ浦・天王崎公園にある風の塔に向かいます。

圏央道の阿見東ICから乗って更に東方向に進み、2つ先の稲敷東ICで下り、県道103から利根川沿いの土手の県道11をひたすら直進。

トラックの背後でペースを抑えながらR51に出て、一気に永山交差点からR355へ。

暫く走った所でR750さんからの申し出があったので、途中のエネオスでR750さんと紅白R1さんの2台が給油。

給油を終えて再び走り出すと、すぐに天王崎公園に到着。

4月に白アルトさん、つくばの250さんと停めた霞ヶ浦のほとりに3台を並べて撮影してから、3度目の来訪となる風の塔に行ってみると…今回は開いてました!

両側は公衆トイレ。中央の入口から螺旋階段を上って行くと簡単な展望台になっていて、霞ヶ浦が遠くまで見渡せます。

滅多に来れない所なので写真を撮りまくってから風の塔を下りると、また次の目的地に向けて出発です。

R355を永山交差点まで戻って左折する形でR51を進み、上戸交差点を右に逸れて、県道101の田園地帯を抜けて到着したのは4月にも訪ねた鹿島線・十二橋駅

ここは以前、青スカさんに連れて来て貰った無人駅。向かいの駐車場に3台を停めて階段からホームに上がります。今回は電車が行った後でしたが、初めて十二橋駅に来た2人にとってこの無人駅の雰囲気は新鮮だったようです。

ここからは銚子の犬吠埼を目指して走りますが、ここでひと足先にR750さんが離脱。ヤマハ車2台だけで利根川沿いの土手を進み、県道260からR124に出て銚子大橋を渡る頃にはすっかり夕焼け空。

時刻は16時を過ぎた所でしたが、冬至が迫るこの時期は日照時間も短いので、すぐに暗くなりそう…。

で、何とか日没前に目的地の犬吠埼灯台に到着してみたら…「本日の見学は終了しました」の貼り紙。

仕方ないのでここにはまた機会を改めて来る事にしようという事になり、短時間の休憩。せっかくだから近くにある「地球の丸く見える丘展望館」も立ち寄る予定に入れてたので、行ってみようと走り始めます。

ここのホームページの情報ではこの時期でも17:30までは開いているそうなので、2台で短い山道を上って薄暗い駐車場に停めて「地球の丸く見える丘展望館」に到着。敷地内を歩いて入口に向かってみると…、

どうやら絶妙なタイミングで閉まったらしく、ここも「本日は閉館いたしました」の立て札。

自動ドアの向こうでは申し訳なさそうな職員さんの笑顔。

ここも間に合わなかったけど、外はすっかり暗くなっていたので入れたとしても丸い地球は見えなかったでしょう。

ここもまた機会を改めて来るとして駐車場に戻り、夕食の為に向かう最後の目的地・GOGを目指します。

再び出発しても辺りは街灯も少ないので、タンクバッグに入れたスマホのナビを頼りに進み、R126から県道30に入り、左側の暗い海を見ながら九十九里ビーチラインを進み、途中のスタンドでR1とR7を一緒に給油。

更に暗い県道30から県道49に繋ぎ、R126から銚子連絡道路の横芝光ICへ。

ここからは高速道路。東金JCTから千葉東金道路に入って最初のパーキング・野呂PAで一旦休憩。

缶コーヒー片手に20分程の休憩を済ませると再び東金道路を進み、渋滞の京葉道路に出て次は幕張PAで休憩。

ここまで来ると目的地まであと少し。いつもより交通量が少なくなった京葉道路を進み、料金所を通過して原木ICで下りると久々のGOGに到着!

時刻はまだ19:40。土曜日の夜なのに意外にも店内のお客は1人しか居なかったようです。

GOGに来たのも半年振りだったので、お店のお姉さんに簡単な近況を話し、ハンバーグステーキの和風セットとジンジャーエールを注文。

紅白R1さんが注文したキリンフリーと「お疲れ様でした~♪」と乾杯を交わし、美味しいハンバーグを味わいます。

食べ終えると年末~来年に向けての協議をしている内に店内のお客さんも増えて賑わって来た頃、気付けばそろそろ21:30。

お会計を済ませてGOGを出ると幸いにも外は思った程寒くなく、この日はここで解散。

最初の読みでは300㎞足らずのショートツーリングの予定でしたが、晴天の下で茨城~千葉を巡ってみたら時の経つのを忘れて走れた1日になっていました。今回行き損なった所はまたいつかのお楽しみですね!


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